【一般質問】税金の徴収について

【一般質問】税金の徴収について

(1)戸田市の現在の取り組みについて。 (2)さらなる推進について。

税金の徴収についてお伺いいたします。

 自治体には、地方税や国保税のほか、介護保険料や水道料金、給食費など多くの債権がございます。こういった債権の徴収業務は、自治体の歳入の確保という根幹を担うもので、住んでいる方が納付しやすい環境整備が大切です。戸田市においても、一昔前から多様な収納チャンネルを設け、納税コールセンターを活用するなど、税金の徴収を進めていただいております。

 そこで、質問ですが、まず(1)戸田市の現在の取り組みについて、そして、(2)さらなる推進についてお伺いいたします。

◎山上睦只 財務部長  3、税金の徴収について、(1)戸田市の現在の取り組みについて、お答えいたします。

 市の主財源である市税の収入を確保し、新たに滞納させないためには、納税環境の整備が不可欠になってまいります。本市においては、市役所や金融機関窓口での納付や口座振替のほか、平成16年度からはコンビニ収納を、平成26年度からはパソコンや携帯電話を使って自宅から納付が可能となる、クレジットカード納付やペイジー納付を開始するなど、社会環境の変化に合わせて、さまざまな納付の機会を提供しています。

 また、納期限を過ぎても納付のない場合につきましては、督促状等の催告文書を発送するとともに、平成27年度からは、納税コールセンターから電話催告を行っておりますが、それでも納付されない場合につきましては、財産調査等を行い、差し押さえを実施して納税の公平性を確保しております。

 これらの取り組みにより、本市の収納状況は年ごとに改善されており、平成28年度決算においては、市税の現年度分収納率99.1%、滞納繰越分収納率23.6%、合計では96.4%と、県内63市町村中第22位となっております。今年度においても、対前年度同期の収納率を上回る状況が続いていることから、引き続き、収納率向上に向けた取り組みを進めてまいります。

 次に、(2)さらなる推進について、お答えいたします。

 平成31年10月から、総務省により、地方税共通納税システムの全国的な導入が計画されております。これは、現在eLTAXにより電子申告されている法人市民税や個人住民税の特別徴収分について、1度の操作で複数の地方自治体に電子的に納税が可能となる画期的なシステムでございます。事業者からの納税の利便性を向上させ、納期内納税の促進に大きな効果が見込まれることから、本市においても導入を予定しています。

 今後につきましても、納税の公平性を確保するとともに、社会環境の変化に対応した積極的な財源確保を図ってまいります。

 以上でございます。

◆1番(矢澤青河議員) ありがとうございました。担当課の皆様の御尽力により、一昔前に比べて多くの施策を講じ、改善されているということがわかりました。

 平成27年11月より開始した納税コールセンターの委託料と1カ月後の追跡調査による納税額や、その費用対効果を見ますと、平成27年度決算で、委託料579万9,600円、納税額は5,791万3,000円で、約10%、平成28年度決算では、委託料1,047万1,680円、納税額は2億2,469万円と、約4.7%となっており、順調に費用対効果を上げていると感じられます。ほかの自治体では、職員一人がコールセンターに常駐し、チェックを行うなどして、効果的な活用を進めております。戸田市においても、さらにコールセンターの効果を上げるように推進をお願いいたします。

 それでは、順次、再質問を行います。

 先ほどの市の納付方法ですが、窓口払い以外は手数料や使用料などを市が負担しております。市の負担額は口座振替が10円、コンビニ収納は56円、ペイジーは33円、クレジットカードは限度100円までとなっております。このように、窓口払いを除くと口座振替が手数料10円と一番安く、払い忘れも防止できるため、積極的に口座振替への変更を求めていくことが大変有効かと思います。私も最近初めて知ったのですが、戸田市で行っているペイジー口座振替受付サービスでは、キャッシュカードさえあれば、印鑑不要で窓口にて口座振替に変えられる非常に便利なシステムです。ぜひ、こういったサービスの紹介チラシやポスター掲示、キャンペーンなどを積極的に行って周知を行い、口座振替への変更を進めていただきたいと考えておりますが、御見解をお伺いいたします。

◎山上睦只 財務部長  口座振替の促進について、お答えいたします。

 口座振替は、指定した預金口座から自動的に払い込まれるため、納め忘れがなく、確実な収納につながることから、積極的に推進しているところでございます。

 現在、市役所や戸田公園駅前出張所では、キャッシュカードがあれば印鑑不要で口座振替の申し込みができる、ペイジー口座振替受付サービスを実施しております。平成29年度に新規に申し込みがありました、約2,400件のうち、口座振替受付サービスを利用した申し込みが1割を占めるなど、効果が上がっていることから、引き続き制度の周知を進めてまいります。

 また、平成30年度には、地方創生の取り組みを着実に進めるために、市税の確保を進める方策として、株式会社西武ライオンズとの地域協働事業を活用したキャンペーンの実施を検討しております。具体的には、新規に口座振替の申し込みをされた方の中から、抽せんで、野球観戦のチケットをプレゼントするなど、今後も口座振替の促進に向けたさまざまな取り組みを検討してまいります。

 以上でございます。

◆1番(矢澤青河議員) ありがとうございます。西武ライオンズとのキャンペーンを御検討されているということ、実現したらとても楽しみに思います。さまざまな手法を凝らして推進していただいているようで、今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、戸田市の国民健康保険の収納率は、平成28年度実績として、県内63位中58位と低く、今後、値上げが行われた場合、さらなる収納率の低下が予想されます。そのため、今後は収納率向上の方策とともに、本当に苦しい方が相談できる体制整備が必要となってくるかと思います。ほかの市では、ファイナンシャルプランナーによる生活支援改善型の相談や、弁護士を通じた過払い金の請求、国税局などのOBを任用をしているところもございます。また、窓口に市の相談窓口の案内やポスター、パンフレットを目につきやすい場所に掲示するなど、今後の相談体制についての市のお考えをお伺いいたします。

◎山上睦只 財務部長  今後の相談体制について、お答えいたします。

 収納推進課では、納税相談を受ける際には、滞納者の生活状況を踏まえて丁寧な対応に努めておりますが、中には納税の相談に関連して、家庭や仕事などのさまざまな課題を抱えている方がいらっしゃいますので、そのような場合には、法律の専門家である弁護士が対応する法律相談や、多重債務の解決方法を助言する、多重債務相談など、市が実施している無料の市民相談を案内することもございます。

 また、市の委託を受けて社会福祉協議会が運営しております、生活自立相談センターでは、相談者に対して、継続して総合的な支援を行い、自立をサポートしておりますことから、収納推進課においても、窓口にパンフレットを備えつけるなど、関連する部署と連携を図っているところでございます。

 以上でございます。

◆1番(矢澤青河議員) ありがとうございます。収納推進課さんの窓口には多くの市民の方が訪れ、中には初めて滞納などの相談をされ、何をどうしたらいいかわからないという方もいらっしゃるかと思われます。そういった方に適切なサポートや相談案内を行うには、先ほどお話にあった関係部署との連携強化に加え、窓口への専門家の配置、また、職員の皆様への専門的な講習を行うことなど、そういったものも効果があるかと思います。今後検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。 以上で、件名3を終了し、私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。