【一般質問】防犯対策について

【一般質問】防犯対策について

本市では、今年度、全小学校区に見守り防犯カメラが整備され、防犯対策の強化が進められている。 (1)防犯灯の設置について。 (2)防犯カメラについて。

防犯対策について。

 戸田市の犯罪は2003年のピーク時4,610件から減少し、2019年には1,269件と、約4分の1に減少しました。しかしながら、いまだワースト7位に位置しており、依然対策が必要です。今回、そんな防災対策のうち、防犯灯と防犯カメラについて質問いたします。

 まず、(1)防犯灯対策について、夜間の路上犯罪を抑止する目的で設置する防犯灯の現在の設置状況やその流れについてお伺いいたします。

 次いで、(2)防犯カメラについて、今年度全小学校区に見守り防犯カメラが整備され、防犯対策の強化が進められておりますが、現在の整備状況についてお伺いいたします。

◎櫻井聡 市民生活部長  4、防犯対策について、(1)防犯灯の設置についてお答えいたします。

 本市では犯罪の未然防止や歩行者の安全確保のため、防犯灯を本年7月末現在で1,829基設置しております。設置に当たっては市で基準を定めており、市道のうち、既存の街路灯だけでは防犯上支障があると認められる箇所を補う形で設置することとしております。このほか、戸田市町会防犯灯補助金設置要綱を定め、町会・自治会が私道に防犯灯を設置・管理する場合、その費用の一部を補助しております。これらの規定に基づき、市で防犯灯を整備するとともに、地域から要望があった場合は、随時現場を確認した上で、防犯灯の新設について検討しているところです。

 次に、(2)防犯カメラについてお答えいたします。

 本市におきましては、昨年度、美女木小学校区に20台の見守り防犯カメラを整備し、令和2年3月から運用を開始したところです。今年度は市内全小学校区に合計280台の見守り防犯カメラの整備を進めており、既に運用を開始している美女木小学校区と合わせ、令和3年度から合計300台の見守り防犯カメラの運用を開始する予定となっております。このほか、平成29年度から令和元年度にかけて、町会が設置・管理する防犯カメラへの補助制度を実施し、34町会で計98台の防犯カメラを設置いたしました。

 以上でございます。

◆1番(矢澤青河議員) ありがとうございました。順次再質問いたします。

 まず、(1)の防犯灯について、今回の質問は市民の方から近所の県道が暗いので防犯灯をつけてほしいといったお問合せがあったのがきっかけです。

 先ほどの答弁でもありましたが、戸田市の防犯灯の設置できるのは市道と私道のみに限定されております。市道は戸田市が、私道は町会が、市の補助金を利用して設置しております。埼玉県は、防犯灯は道路施設には該当しないため、防犯灯を設置することはできないと明言しております。そのため、戸田市内の県道や国道については、どうやっても設置できない仕組みとなっております。

 参考資料1ページの下段、埼玉県内の防犯灯の設置基準を御覧ください。こちらの表は埼玉県内の63市町村の防犯灯の設置基準を調べた表になります。市道や私道のみにしか設置できないのは9市町村で、そのうち、市町管理は戸田市、さいたま市、桶川市、北本市、横瀬町、伊奈町、町会管理は川口市、和光市、新座市のみとなっております。そして、原則、市道は7市のみ。県道や国道などを含む公道に設置できるのは10市、要綱がなかったり記載がなかったのは37市町村です。少し強引な言い方になりますが、戸田市を含む9市町村はわざわざ市道や私道に限定すると明記しており、県道や国道に防犯灯を設置できないようになっております。そのほかは場所や条件により県道や国道に設置できる余地があると言えます。

 道路照明灯は交通事故防止を目的とした道路施設であり、県や国に設置の義務がありますが、防犯灯は犯罪抑制を目的として設置するもので、県道や国道という区切りで設置を制限することに対して疑問に感じます。県道、国道に防犯灯が設置できるよう、市の基準を見直すべきと考えますが、市のお考えをお伺いいたします。

◎櫻井聡 市民生活部長  国道や県道をはじめとした市内の幹線道路については、道路照明灯により防犯上十分な明るさが確保されており、市では主に生活道路での犯罪を抑止していくという考えの下、防犯灯を整備しております。

 基準の見直しについては、近隣自治体の状況や防犯対策事業全般を進めていく中で研究してまいります。

◆1番(矢澤青河議員) 県道は道路照明灯により防犯上十分な明るさが確保されているとのことですが、県道の道路照明灯のほうが、設置間隔が同じか、さらに広かったように思います。

 また、今回の質問は、どんなに防犯上の危険性があっても、県道というだけで防犯灯が設置できないことが問題であり、設置するかどうかはあくまで現場の状況などを確認して判断すべきものだと考えております。研究のほど、よろしくお願い申し上げます。

 続きまして、(2)防犯カメラについて再質問いたします。

 今年度合計300台設置する通学路の見守り防犯カメラには、ブルートゥースを利用したビーコンが利用されています。各防犯カメラに受信機を設置し、児童が通ったときに端末が反応して位置情報が分かる仕組みです。この美女木小学校区の見守り防犯カメラに搭載されたビーコンは、今後広がれば、児童の見守りだけではなく、徘回老人、高齢者の方への対策、放置自転車の対策など、様々な活用が考えられます。この防犯カメラのビーコンの活用状況や、また、今後どのようなサービスを展開していくか、お考えをお伺いいたします。

◎櫻井聡 市民生活部長  見守り防犯カメラは専用の端末を所持した児童が付近を通過した場合、その情報が記録され、保護者のスマートフォン等へ通知する機能や、捜索願等が出されたときに捜査機関が行動履歴を確認できる機能を備えております。これにより、犯罪抑止に加え、外出時の子供の居場所が確認できることによる安心の確保、行方不明者の早期発見といった効果が期待されます。

 今後は令和3年度から全小学校区での稼働に向けて整備を進め、サービスの開始に当たっては、多くの方々に御利用いただけるよう、積極的に周知を行い、さらなる子供の見守り環境の強化を図ってまいります。

◆1番(矢澤青河議員) こちらのビーコンはottaという業者のサービスを利用していると伺っております。このottaでは見守り人という使い方があり、一般の方のスマホにそのアプリを入れることで、受信場所を増やすことができる。また、タクシーやバスなどにも受信機を置くことで、さらに見守る範囲を広げることができるといったサービスがあります。また、見守り人を始めるには見守り地域というものを設定します。都内でも幾つかそういった自治体がありますので、参考にして、さらに市内全域で、全体でビーコンについて進めていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、再質問いたします。

 戸田市では、現在、市の管理する通学路の見守り防犯カメラと町会が設置・管理する防犯カメラがございます。町会の防犯カメラについては、4年、5年ぐらいの期間、5年間の補助で導入されたかと思いますが、私自身、以前、市民生活常任委員会で、防犯カメラについては市で一括に管理するほうが望ましいという提言書を出しました。今後、この防犯カメラの運用について、市がどのようにお考えなのかお伺いいたします。

◎櫻井聡 市民生活部長  市で防犯カメラの設置を進めていく中で、計画的かつ効率的な管理運用を行っていく必要があると考えております。町会設置の防犯カメラは、設置後5年間は町会で維持管理することとなっておりますが、その後の管理運用については、今後検討してまいります。

◆1番(矢澤青河議員) 防犯カメラについては、設置数が増えるごとにコストなどが減っていくかと思います。さらなる管理運用を目指して、推進のほど、よろしくお願い申し上げます。

 以上で、今回、私の一般質問を終わらせていただきます。